こんなお悩みはありませんか??

  • 食品ロス対策/販路拡大のため、賞味期限/消費期限を延長したい。
  • 原材料費の高騰で少しでもコストを抑えたい。
  • ガスボンベの購入費用を抑えたい。また、ボンベ管理の手間を無くしたい。
  • 脱酸素剤の使用量を減らしたい。誤食/誤飲などのリスクを無くしたい。
  • SDGsへの取り組みで、CO2の排出量を減らしたい。

窒素ガスを食品包装に用いることで、消費期限や賞味期限を延長することができます。窒素ガスの供給源として、窒素ガス発生装置を用いることで、N2ボンベや液体窒素を定期的に購入するよりもランニングコストを抑えることができます。
下記のような食品で効果が見込めます。また、N2だけでなく、CO2やO2などを混合することで各々の食品に最適な効果が得られます。

使用事例(一例)

窒素ガス発生装置のメリット

  1. ①窒素(N2)の効果

    窒素は、無色・透明・無臭の不燃性の気体で不活性ガスと呼ばれています。
    空気中の約78%を占めており、自然界には必要不可欠な気体で、常温では酸素と反応しない性質を持っています。食品包装時に、空気を排除し、純度の高い窒素ガスを封入することで、酸素を除外できるため、酸化防止等の様々な効果が得られます。

  2. ②ランニングコストが安価

    窒素ガス発生装置は、空気を取り込み、窒素と酸素を分離し、窒素のみを供給することができます。
    大気中に無限にある空気を原料とするため、装置のメンテナンス代と電気代のみで稼働します。
    そのため、脱酸素剤やN2ボンベや液体窒素を定期的に購入する場合と比べて、ランニングコストを抑えることができます。

    ※上記は、コンプレッサ内蔵型窒素ガス発生装置N2IMPACTⅡ(7.5kWタイプ:窒素純度99.9%)で試算しています。

  3. ③真空パックとの違い、食品保護の効果。

    窒素ガスを封入するため、クッション効果があり、食品を保護する役割があります。

    また、空気を排して密閉する真空パックとは違って、ガスが保存機能を果たすため、味や風味の劣化や変色を防ぐ効果があります。

    ▲スナック菓子等では、窒素ガスがクッションとなり、割れにくくなるメリットがあります。

  4. ④脱酸素剤の使用量削減。誤食/誤飲などの対策。

    食品の酸化防止に用いられる脱酸素剤から窒素ガスに置き換えたり、使用量を減らすことでコストを抑えることが可能です。パンケーキやカステラなど、食品自体に空気を含みやすい場合は、窒素+脱酸素剤の併用を推奨しております。
    脱酸素剤の封入を抑えることで、高齢者や幼児などの誤飲リスクを減らすことにもつながります。

  5. ⑤脱炭素社会に貢献。窒素ガス発生装置のCO2削減効果。

    N2ボンベや液体窒素を定期的に購入する場合、液化工場での製造時()や液化工場から御社工場までの輸送時()にCO2が排出されます。
    それに比べて、窒素ガス発生装置はオンサイトで窒素ガスを発生することができるため、一度導入すれば、装置稼働電力によるCO2排出のみ()となります。もし、御社が電力会社との契約で再生可能エネルギーを活用している場合、CO2排出量をゼロにすることも可能です。

導入イメージ(例)

窒素ガス発生装置は、食品包装機械へ窒素を供給します。食品を包装する際に包装材内の空気を取り除き、その代わりに窒素を封入します。ガス置換の方式には、「ガスフラッシュ包装」と「ガス置換包装(MAP包装)」の2種類が存在します。
食品によっては、CO₂を混合することによって、好気性菌・嫌気性菌の抑制などの静菌効果が得られます。その他にも食品によってO₂やアルゴンなどを混合する場合もあります。弊社は、流量計やマスフローコントローラーも製造しており、ガス混合装置の御提案も可能です。
また、H₂+N₂の混合ガスを封入することで、食品包装の漏れ検査を行うことができます。弊社では、水と空気から混合ガスを生成できるH₂+N₂ガス発生装置も取り扱っています。お気軽にご相談ください。

よくある問合せ

試してみたいのですが、デモ機はありますか?
一部の製品ではデモ機を用意しています。数に限りがございますので、弊社営業までお問い合わせください。
窒素ガスは食品に使っても安全ですか?
窒素ガスは、厚生労働省から食品添加物としての使用を認められています。ガス発生装置に、オプションで食品用フィルタを用いて、安心安全な窒素供給が可能です。
また、オイルフリーコンプレッサーを内蔵したタイプや、オプションで食品機械用潤滑油を用いることができるタイプもございます。
装置のメンテナンス頻度を教えてください。
型式にもよりますが、より長く安全にお使いいただくために、フィルタ類は3,000時間毎、PSAのバルブ関連は8,000~24,000時間毎、コンプレッサは6,000~10,000時間毎の定期メンテナンスを推奨しています。
どの程度コストが削減できますか?
お客様の環境によって効果が異なります。詳細なヒアリングをさせていただいた上で、コスト削減のご提案を行っておりますので、弊社営業までお問い合わせください。
工場エアーは使用できますか?
PSAの原料空気は一般的な工場エアー・計装空気(約0.5MPa)と比較すると、圧力の高いエアー(0.6〜0.85MPa)が必要となります。取り出すガスの純度・ガス量・圧力の条件により異なります。また、弊社では、低圧の工場エアを利用可能なタイプもラインナップしています。詳細はお問い合わせください。